グリーン産業への転換は現在、国内外のさまざまな要因の影響も受けています。インドネシアの製造業がより持続可能な方向へ適応していく歩みを後押しすると同時に試練にもなっている主な要因が、少なくとも4つあります。
「4つの主な要因についてお話しします。第一に、グリーン製品に対する消費者の要求です」と、アグス・グミワン・カルタサスミタ工業大臣は8月20日(水)、ジャカルタで開かれた第2回インドネシア・グリーン産業年次サミット(AIGIS)2025で述べました。
消費者の要求について大臣は、消費者が環境にやさしく、カーボンフットプリントが透明で、持続可能性の価値が明確な製品を選ぶ傾向にあるため、世界市場はますます選別的になっていると説明しました。「しかも、世界中のZ世代がグリーン製品への関心をますます高めています。これは大きなチャンスです
第二の要因は、グリーン・ファイナンスの拡大です。国内外の金融機関は現在、環境・社会・ガバナンス(ESG)の原則に沿ったプロジェクトを優先しており、イノベーションに取り組む産業にチャンスが広がっています。
「第三に、産業の脱炭素化ロードマップ、税制優遇、投資の円滑化、資源効率に関する規制など、政府による政策の整備も主要な推進力です」と述べました。
深刻な課題となる第四の要因は、欧州連合(EU)の炭素国境調整メカニズム(CBAM)などの国際貿易の仕組みで、カーボンフットプリントの大きい製品に追加の費用が課されます。「インドネシアの産業は、競争力を保つために低排出の基準を満たす準備をしなければなりません」と付け加えました。
アグス大臣によると、工業省は3年前、製造業のネットゼロ・エミッション(NZE)達成目標を国の目標より10年早い2050年に設定しました。「この目標は現在の市場の要請です。そのため、政府と事業者が一緒になって競争力と付加価値を高める取り組みには、インドネシアのグリーン製品が競合国よりも競争力を持てるよう加速させることも含まれます」と述べました。
出典:工業省プレスリリース
