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工業省、「プスパ・ヌスワンタラ2026」で本物のバティックの保存を呼びかけ

工業省、「プスパ・ヌスワンタラ2026」で本物のバティックの保存を呼びかけ

工業省は、インドネシア・バティック職人・事業者協会(APPBI)とインドネシア・バティック財団による、世界に認められた無形文化遺産の一つであるインドネシアの職人によるバティックを守り、継承する取り組みを支援しています。市場にバティック柄の繊維製品があふれるなか、工業省は本物のバティックを見分ける消費者の理解の重要性を訴え続けています。その一環として、APPBIが2026年7月8日〜12日にジャカルタ・スナヤンのジャカルタ国際コンベンションセンターで開催した「インドネシア・バティック芸術祭プスパ・ヌスワンタラ2026」を支援しました。

プスパ・ヌスワンタラ・バティック芸術祭の目的は、中小・各種産業総局を通じてバティックの真正性を守り、バティックの中小企業のステップアップを後押しするという工業省の任務とも合致しています。アグス・グミワン・カルタサスミタ工業大臣は、伝統布(ワストラ)を取り入れたファッションへの若い世代の関心が高まり続けており、バティックはもはや堅苦しいフォーマルな服ではなく、日常のライフスタイルの一部になっていると述べました。

「バティック産業は国内外の市場で引き続き好調に推移しています。輸出は伸びており、若い世代は国の文化的アイデンティティを映すバティックを誇りを持って身に着けるようになっています」と、アグス・グミワン・カルタサスミタ工業大臣は7月8日(水)、ジャカルタで述べました。

インドネシア中央統計局のデータによると、2025年のバティック製品の輸出額は3,062万米ドルで、前年の2,663万米ドルから13.03%増加しました。ただし、こうした成長の一方で、バティック産業はバティック柄のプリント生地が市場に広く出回っているという課題にも直面しています。

「こうした製品は一般にはるかに安い価格で販売され、短期間で大量生産できるため、市場の面でも、バティックに込められた文化的価値に対する人々の評価の面でも、本物のバティックの地位を脅かすおそれがあります」とアグス大臣は述べました。

アグス大臣はさらに、消費者は本物のバティックとバティック柄の布や繊維製品を簡単に見分けられると続けました。本物のバティックは、手描き(トゥリス)でも型押し(チャップ)でも、ロウ(マラム)を使った防染工程でつくられるため、模様が布の裏側まで染み通り、表と裏で色がわずかに異なることがあります。

「本物のバティックには、一般にロウ特有の香りがあり、手作業のため模様の線が必ずしも正確ではなく、価格は制作にかかる時間と技術を反映しています」とアグス大臣は述べました。

アグス大臣は、職人による本物のバティックとバティック柄の布との違いを一般の人々に引き続き伝えることが重要だと考えています。そうすれば、消費者は本物のバティックを選んで購入でき、バティック職人は正当な評価を受けられるからです。プリント生地は、模様が布の片面にしか印刷されておらず、色はより均一で、機械印刷のため模様の線が非常に整っており、一般にずっと手ごろな価格で販売されています。

中小・各種産業総局のレニ・ヤニタ総局長は、同総局がバティックの真正性を守り、国内外の市場におけるバティック中小企業のエコシステムを強化するため、さまざまな育成・伴走支援プログラムを定期的に実施していると付け加えました。その一つがBatikmarkの取得支援で、インドネシア製バティックの公式マークであるBatikmark認証の要件を満たせるよう、バティックの中小企業を支援するプログラムです。

「Batikmarkがあれば、支援を受けた中小企業の製品には明確な真正性の証明が付くため、消費者は本物であることを見分けられ、職人は正当な保護と付加価値を得られます」とレニ総局長は説明しました。

さらに中小・各種産業総局は、バティック中小企業の生産効率向上に関する技術指導も実施しています。デザインから染色、仕上げまでのバティック職人の生産工程の生産性と効率を高め、より競争力のあるコストで、より質の高い製品をつくれるようにすることが目的です。

また、産地と密接に結びついた独自の特徴と品質を持つバティックを法的に保護する手段として、地理的表示の強化プログラムもあります。レニ総局長によれば、地理的表示によって各地のバティックは国内外でより強い認知と保護を得られます。

これら3つのプログラムに加え、中小・各種産業総局はバティック中小企業のステップアップを支えるさまざまな支援プログラムも引き続き提供しています。その一つが自己申告型の国産化率(TKDN)認証の取得支援で、政府の物品・サービス調達において中小企業の製品に利便性と確実性をもたらします。

中小・各種産業総局はまた、生産能力と品質を高めるための生産機械・設備の更新プログラム、中小企業の人材の能力向上研修、市場アクセスと資金調達の支援も定期的に実施し、バティック中小企業の製品が国内外の市場でより競争できるようにしています。

化学・衣料・工芸中小企業局のブディ・スティアワン局長は、工業省中小・各種産業総局はバティック中小企業の支援プログラムにおいて、職人団体が開催するさまざまな展示会を通じた市場開拓を含め、多様な関係者と絶えず協力していると述べました。

ブディ局長は、APPBI、インドネシア・バティック財団、PT Satu Tujuan Eventの協力で開催される「インドネシア・バティック芸術祭プスパ・ヌスワンタラ2026」が、バティック製品の市場を広げ、消費者を群島の豊かな伝統布(ワストラ)に近づけることを期待しています。「このイベントが、人々のバティックへの愛着をさらに深め、国内バティック産業の発展を後押しすることを願っています」と述べました。

出典:インドネシア共和国工業省プレスリリース

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